鉛筆持ちが出来るようになった

成長したこと

ワクは手先が不器用でした。幼稚園年少のはじめの頃は鉛筆どころか何も手に持てませんでした。ひも付きハンカチもコップもかけられず、リュックも一人で持つことができず、、

普通の幼児より運動が出来ません。

当然、ジャングルジムもハシゴも登れませんでした。そもそも体の使い方(握るなど)がわかっていないようでした。

自分を認識していない=自分の体を認識していない•自分の体の使い方がわからない

鉛筆が持てるわけがありません。

そんなワクが鉛筆を握れるようになったのは、4歳(幼稚園年少の終わり頃)でした。

そんなワクが鉛筆をどうやって握るようになったかを記載します。

結論から言うと、ワクの好きなことをさせながら、好きなことと関連させて少しずつ鉛筆を握らせることで、出来ました。

〜スモールステップの日々〜

作業療法の方から、運動能力のアップと感覚運動、手先の運動が脳の発達を促すと聞いたので、毎日少しずつ運動と手先運動をするようにしました。

ワクは、シールを貼ることが好きなので、手先の運動として、100均のシール遊びの本を沢山買い、毎日シール貼りをしていました。几帳面な性格から、集中してきっちり線に合わせてシールを貼って遊んでいました。

また、お菓子の時間にも手先運動をとりいれました。簡単で意欲的にやってくれました。

それは、大好きなお菓子の袋を自分で開けさせることです。自分が欲しいものなので、必死に指を使って開けようとしていました。難しい時は大人が少し手伝い、子どもが自分で出来る一歩手前で渡すとよかったです。開けられた時は一緒に喜ぶようにすると、ワクも嬉しそうにしておりました。

他にもバナナの皮を剥かずに渡したり、紙パックのジュースのストローを自分で持たせ、穴に刺すようにしたり。私は何でも先回りしてワクのすることを助けすぎていたのだなと感じました。ワクの成長を信じて、もっとワクにさせればよかったと後悔しております。。

ある県立の療育施設では、粘土遊びや砂遊び、小麦粉遊び、紙を細かくちぎって遊ぶ、ボールプール、工作、スライム遊びなど、様々な手先を使う感覚遊びを行なっておりました。家でやるとお金も掃除も大変な為、療育施設を利用させていただき、楽しく効果的でした。

たまたま療育に通っていた方に手作りパンを作るのが得意な方がいて、教えてもらい、家で子どもとパンを一緒にこねてパン作りをしても楽しかったです。

下記は簡単発酵手作り焼きたてパンの本。パン生地をこねた後、発酵は冷蔵庫で寝かせるだけで朝焼きたてパンが作れます。材料費も安く、子どもと手先運動もできて朝ごはんも作れるので、おすすめです。

※おすすめ絵本 吉永麻衣子

私は持っていなかったので、ひたすら材料を手でこねてパン生地を作っていましたが、ご自宅にあれば、ホームベーカリーでパン生地だけ作ることも可能です。出来た生地を触らせたり、一緒にパンの形を作りながらパンを作るのも楽しいし手先の運動にもなると思います。後片付けも楽です。

運動能力を身につけて、もっと色んな動きが出来るように、お外でなるべく毎日運動をさせるようにしていました。

ワクはすぐしゃがみ込んで歩かない為、抱っこか車での移動が多かったので、まずそれをやめることにしました。

一緒に好きな場所まで歩くようにしたり、雨の日もレインコートを着て着替えも持って行き、泥だらけになりながら水たまりを走らせたりしました。助かったのは、やはり療育施設でした。運動系の療育に行き、1時間ワクを預けたことです。ワクに合わせてコーチが遊び運動をしてくれました。

基礎体力がついてきて、シール貼りも上手になり、出来る行動が増えたからか、そこから遊びの幅が広がり、のりで色紙を貼り付けすることや色塗りが出来るようになり、色塗りやお絵描きが大好きになりました。

塗り絵やお絵描きの時に、グーの手で色鉛筆を握っていましたが、徐々にさりげなく鉛筆持ちで持たせるようにすると、持てるようになってきました(嫌がったらやらない)。

普通の鉛筆では難しいので、最初は公文の三角鉛筆にグリップをつけるのががオススメです。シール遊びの本や鉛筆のグリップは100円均一にも売っています。

※公文の鉛筆やグリップ、100均のグリップがおすすめ

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